シナボン不在の頃

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シナボンが日本で食べられなくなった頃、自分で焼いたり、「シナモンロール」として売っているパンを買ってみたりしていました。シナモンロール食べ比べ的なページを作ったりして、いつかこっちでまとめたいと思いつつはや5年。先日読み返してみたところ、たいがいは一度食べて写真を撮って満足しただけで、もう一度食べたりはしていませんでした。

「シナモンロールだ!」と見つけて食べても「シナボンじゃない」って思ってしまう。そこがダメですね。シナボンとは別物だと思って食べれば美味しい。これまででおいしいと思ったシナモンロールで、何回か買って食べたシナモンロールのことを書きます。順位は特にありません。

 

名古屋【グルマン ヴィタル 藤が丘店】さんの〈シナボンロール〉。シナモンロールじゃなくてシナボンロールなの。透明のプラスチックケースで売っていて、重量感もフロスティングのかんじもシナボンに近いお腹も大満足なシナモンロールでした。ちなみにミニサイズは売っていません。220円(値上がりしてるかも)。

 

パスコの〈ちぎってシナモン〉。ビニール袋に入ってスーパーで買える菓子パン。パスコの刈谷工場の方が開発した、これまた名古屋発のシナモンパン。電子レンジで温めてってパッケージに書いてあり、その一手間の美味しさが世に広まったと思います。じゃりっとしたシナモンシュガーも好きでした。今はちぎらない「シナモンロール」として継承されているみたい。

 

マクドナルドの〈シナモンメルツ〉。290円449kcal。これを食べると、一瞬だけ、すごーく満たされる。で、すぐに渇望感が出てくる。2008年から2010年の販売。赤坂見附で初めて食べて、新大塚のマクドナルドで食べたのが最後。当時は月イチくらいで食べていました。

 

沼津にある【ロータススイーツ】さんの〈シナモンロール〉。パンじゃないのよ。クッキーなの。ちょっと信じられない厚みの巻クッキー240円。シナモンの風味自体は強くない。ナッツやレーズンがクッキーうずまきの隙間にざくざくと入っていて、おなかいっぱいになる。シナモンメルツの対極なかんじで、じんわり長く満たされる。

以上、好きだったシナモンロールでした。いちど食べてみたいシナモンロールは、登戸のセイロンさん、熊谷のcinnamon cafeさん、LAのPrimo’sのドーナツじゃない方、ヘルシンキのCafe SuccesやカトマンズのMaya Bakery Restaurant。どんな味なんだろう。そして偽ボンinカナダのCinnzeo!

シナモンロールとは別物ですが、シナモンスティッキーバンズ(cinnamon sticky buns)やシナモンプルアパート(cinnamon pull aparts)で検索してでてくる、ベッタベタで食べにくいシナモンのパンもあります。これも大好き。