おうちシナボン 保存と温め方
シナボンの保存はどうしていますか。シナボンの温め方や保存法について、スガキコ時代のシナボンでは専用リーフレットがついてきていました。現在のシナボンでも、リーフレットに「おススメの保存方法」と「おススメの温め方」が記載され、テイクアウト専用の箱に英文で「Heating Instructions(温め方)」が書かれています。それらを紹介しつつ、私の好きなおうちシナボンの食べ方も書き出していたら、長くなりました。長くなりましたが大事なことはこの5つだけなんです、ごめんなさい。
- 常温保存は購入日から3日が目安
- 冷凍保存なら推奨1ヶ月以内、経験的に半年迄OK
- 再加熱は食べる直前 1個ずつなら電子レンジ、複数個同時ならオーブンで
- 電子レンジ(600w) シナボン1個40秒、ミニボン1個20秒 バイツ4個20秒
- オーブン加熱時はホイルに包んで180℃で20分
シナボンの賞味期限
日持ちの目安ですが、寒い季節なら購入日から3日、夏なら翌日までが常温でいける日数だと考えています。シナボンの賞味期限はお早めにってことで、箱にもリーフレットにも明記されていないのが現状。オフィシャルには「当日中のお召し上がりをおススメしております」とのこと。以前に六本木店で店員さんに質問した際には「3日」とのお答えでした。アメリカのお店で買った際同様の答え。これ、購入日からということで。
ベーカリーカフェ店でイートイン用に販売しているシナボンやミニボンはお店で焼き上げて30分以内のものだけです(シナバイツやシナスティック、ロールオンザゴーやポップコーンはその限りではありません)。これをテイクアウト用にしてもらうことは可能。これなら購入日から4日OKってことなのも。温かいパンを箱に入れて袋に入れてとやってしまうとふやけてダメボンになってしまうので、完全に冷ましてから箱を閉じて袋に入れてください。
シナパックは、オーブンから出してあら熱をとって箱詰めして販売という流れなので、ベーカリーカフェ店でも店頭に並ぶのはほぼ前の日に焼き上げたものだと思われます。テイクアウト専門店に至っては全て前日以前に焼き上げたものかと。
ちなみに、六本木店オープン直後のシナパックには賞味期限式で日付が入っていました。最近のシナパックには製造年月日と思しき数字のシールが貼ってあります。どちらもで良いのですが、わかりやすくしてほしい。できれば「製造年月日」と賞味期限として「製造日より○日」みたいに明記してもらえるとお持たせしやすいなぁ。(シナボンのポップコーンのパッケージには賞味期限らしき日付が入っていますが、日付のまわりに「賞味期限」の文字はありません)
シナボンの保存
私は購入日から翌々日までに食べる分はそのまま常温保存、食べきれない分は購入当日に冷凍保存するようにしています。夏の間は購入翌日までに食べきれなそうな分は冷凍保存しています。冷蔵庫はダメです。入れちゃダメです。美味しくなくなります。カップに入ったエクストラフロスティングなら冷蔵庫に入れても大丈夫。
常温保存 買ってきた箱ごと保存します。その際に、箱の上からレジ袋等でくるんで乾燥を防ぐこと。乾燥を防ぐためにひとつずつラップでくるみたくなるのですが、それもガマン。だって見苦しい姿になってしまうんですもの。それに、再加熱する時もラップしたままだとイマイチおいしくないのです。箱のまま入れられるジップロックがあれば最強ですね。
冷凍保存 ひとつずつラップでぴっちりくるんでから、全部まとめてジップロックに入れて冷凍庫へ入れています。冷凍シナボンの推奨保存期間は30日です。シナボンが日本から撤退していた間は、アレやコレやで手に入れたシナボンを冷凍しては食べていました。最長で1年半冷凍庫で寝かせたものを食べましたが、それはさすがにアレでした。温度変化のあまりない環境で冷凍保存では、半年くらいまで美味しくいただくことができました。フロスティングも同様です。
食べる前に温める
テイクアウトしたシナボンをおいしくいただくには、シナボンを温めなくてはなりません。温め直さないシナボンを食べるだなんて苦痛でしかありません。おうちシナボンを最大限に楽しむには、飲み物もナイフとフォークもお手拭きも全て整えた状態で再加熱を始めることが大切です。特に電子レンジを使うなら。レンジで加熱したパンは、直後にいただくとふわふわなのに、時間がたつとパサパサで固くて残念な食べ物になってしまう。せっかくのシナボン、それは避けたい。麺類がのびるのを避けるように、シナボンも温かいうちにぜひお召し上がりください。
電子レンジ派、トースター派、オーブン派、それぞれアリだと思います。私は電子レンジ派です。常温保存のシナボンなら30〜40秒、冷凍保存のシナボンなら1分〜1分30秒。ミニボンは常温からなら15~20秒、冷凍は50秒前後に設定します。ラップは外して加熱します。電子レンジは出力に癖があるので秒数を断定できずすみません。イマドキの賢い電子レンジならおまかせの弱でいいんじゃないかしら。なるべく臆病に、加熱しすぎに気をつけて、様子をみながら加熱してください。表面のフロスティングが溶ける様子とか、とり出してお皿の底に手をあてて温度を見るとかしながら。
冷凍保存したシナボンを直接レンジにかけることをシナボンは推奨していません。「温め直すときは、完全に解凍してから作業を行ってください」としています。けれども私は冷凍ボンを解凍せずにレンジ直行させちゃってます。冷凍したシナボンを常温で1時間おいたもの、冷凍庫からそのまま出したもの、同じ電子レンジで再加熱していただいてみましたが、あまり差を感じませんでした。ただ、電子レンジの解凍機能は使わない方がよろしいかと。ちっともおいしくできませんでした。冷凍ボンはラップを外してそのままレンジで1分〜1分30秒がいいかんじです。
シナボンさんのインストラクションでは、電子レンジに複数個のシナボンを一度に入れて加熱OKとしていますが、私はそれをおすすめしません。シナボン、ミニボンまでのサイズなら、ひとつずつ温めた方が絶対においしい。シナバイツは複数同時レンジでいいと思います。電子レンジを使う時、できればひとつずつ温めた方がおいしく食べられます。ひとつのお皿にシナボンひとつ、それを電子レンジ1回につき1皿。ラップをかけないで、シナボン上部のフロスティングがツヤっぽく液化が進んだらスイッチオフ。フロスティングが全て溶け出すくらいまでしてしまうと、パン生地がバサバサで固くなってしまうので、上のフロスティングがすこし溶けたくらいで出すと、余熱で全部溶けきって食べるときに最高の状態になります。
オーブンを使う場合はシナボンを常温の状態で入れてください。冷凍保存したシナボンなら、食べる1時間前に冷凍庫から出して常温に戻してからオーブンに入れます。オーブンに入れる前にアルミホイルで包みます。包むときに、上の方で折り重なる部分に隙間をあけて余分な蒸気の逃げ道を作っておくと美味しさがアップするような気がします。180度で、シナボンなら15〜20分、ミニボンなら12分が目安です。電子レンジとちがって、複数個のシナボンを一度に美味しく温められます。
トースターで温めるのは、シナボンの高さがあるぶん熱源が近くなるので加減が難しいですね。ホイルで焦がさないよう覆いつつ。
シナバイツ・シナスティック・ロール オン ザ ゴー
シナスティックの温め直しにはトースターが最適だと思いました。電子レンジだとしんなりしすぎてよろしくありません。オーブンは余熱に時間がかかる。トースターならシナバイツをラックに直接乗せて、焦がさないように加熱すると数分でパリッとして香ばしさも増し、おいしくいただくことができました。シナバイツもトースターと高相性。ホイルの上に置いて、フロスティングが泡立つけれどこげない程度に温めたのが最高でした。
2015年の新商品ロール・オン・ザ・ゴーは電子レンジですね。紙コップ入りですし。透明の蓋を外して電子レンジで30秒。シナボンより少なく、ミニボンより多めの秒数が良いようです。
おうちでシナボンは好みで自由にアレンジできるのがいいですね。相性の良い飲み物やお口直しを考えたり、トッピングの量を調節したり。
チョコレートロールオンザゴーが最近のお気に入りで良く買うのですが、上のフロスティングをほぼ取り除いてから電子レンジで温めて食べるのが好きです。どうやらカットしてカップに入れる際にもチョコレートソースをかけているっぽくて、チョコボンよりも濃い。なのでグルグル巻きにトッピッングされたフロスティングが加熱することで溶けて絡まるとちょっとしつこいかんじがしてしまうのです。
アップルパイのようにピーカンボンにバニラアイスを添えたことがあります。カロリーが怖くて一度しかしていません。ミニボンにラズベリーソースをかけたことがあります。美味でした。でも結局はそのまんまが一番おいしいのかもしれません。
ベーカリーカフェ店で食べる熱々の美味しさ、薄すぎず厚すぎない巻のしっとりやわらかいパン、溶けたフロスティングにじゃりじゃりのシナモンシュガー。この美味しさには届かないまでも、おうちやオフィスでおいしいシナボンが食べられますますように。