Vashon Island 行ってきた
クラフトビールの飲めるお店VASHON。2014年秋のシナボンとのクロスキャンペーンでその存在を知りました。
バッションは島の名前で、シアトルズベストコーヒーゆかりの地なんだとか。シアトルズベストコーヒーの最初の焙煎所があったのがVashon Islandだったそうです。店舗は芝公園と兜町。キャンペーンには乗り遅れ、もう数ヶ月も前のことなのにこうして書きたくなったのは、バッションアイランドがとても懐かしくなったから。
季節は初夏。シアトルから船に乗って行きました。
この島に渡る公共の交通手段は船だけなんです。そもそもバッションに行くことになったきっかけは、同行者の友人宅にご招待いただいたから。私にとってはその時が初対面の方でした。
待ち合わせのフェリー乗り場にあらわれたその人の車が空色のDATSUNフェアレディZで、制服のまま乗り込んでいる様はまるでジャッキー・ブラウン。そのお姿を拝見することができただけでも行った甲斐がありました。さすが車検のないアメリカ、ガタピシな箇所ありまくりでも超現役で走ります。すごいの、動くの。
お誘いを受けた当初は、シアトルで会えばいいんじゃないかなーくらいに思っていたのです。でも、行って良かった。確かに、バッションアイランドは素敵なところでした。マンハッタンと同じくらいの広さの島に、信号がふたつ、パトカーは1台、そんなのどかなところでした。
帰りのフェリーでは右手にマウントレーニエがよく見えました。富士山によく似た形の山です。実はこの旅の目的のひとつが「レーニエでレーニエチェリーを食べる」というもの。レーニエチェリーの季節は短く、マウントレーニエの山開きは遅い。ここがクロスするタイミングを狙っての登山です。バッションアイランドを訪れた次の日、快晴のパラダイスでこの野望を達成しました。
バッションアイランドには馬場や酪農施設、ジャム工房もありました。シアトルに戻っての夕飯にシアトルの北にあるThe Walrus and the Carpenterというルイス・キャロル的なオイスターバーに行きました。ここでいただいたメニューのひとつ「チーズとはちみつ」のチーズがバッション産でした。はちみつはW&Cと同じ地域にあるはちみつメーカーのもの。なんだかうれしくなってオーダーしてしまいました。
お招きくださったあの方がいなかったら、その名も知らずにいたであろうバッションですが、いい人がいて、おいしい食べ物があって、すっごくかわいいドラッグストアがあり、景色が素晴らしく、フェリーでしかいけない不便さも魅力で、すっかり大好きになってしまいました。実はVASHONと書かれたパーカーまで購入。日本でバッションロゴ入りパーカーを着ている人を見かけたら、高確立で私です。
なので便乗ですがVASHONも応援します。ということでさっそく、飲めない私はクラフトビール好きな夫を送り込みました。その時のことはコチラで。
ちなみにこの旅でシナボン第一号店のシータックモールも再訪。。。のつもりだったのですが、Sea Tac MallはThe Commons at Federal Wayと名前がかわり、モール内にシナボンのお店はありませんでした。残念。